B-S

□拍手置場
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バサラでシンデレラ

昔々、あるところにシンデレラという娘がいました。

シンデレラは意地悪な継母と二人の義姉達にこき使われて過ごしていました。

そんなある日………

「佐助ぇー!!」

いつものように意地悪な継母達がシンデレラをこき使いにやって来ました。

「もうっ旦那〜今の俺様はシンデレラでしょ?」

「それを言うなら、幸村様は『義姉様』だろ」

「それでどうしたの旦那?」

「相変わらず無視か………」

「うむ、政宗殿が城で武道会を」

「舞踏会じゃっ幸村アァァ!!」

「グフッ、申し訳ありませぬお館様アァァ!!」

「幸ゥ村ァァ!!」

「ゥお館さばァァァ!!」


「才蔵、それで?」

「………」

「ン?」

「(あー、殴りてぇ)城に招待された」

「ふーん」

「佐助も行くのだぞ!」

「え〜俺様は行かないよ」

「何故じゃ?」

「家事が溜まってるんですよ。大将」

「だが……」

「ダァメ、あんまり我が儘言うんならおやつ抜きだよ〜旦那」

「うっ、それは……!」

「はい、じゃあ行ってらっしゃ〜い」

こうしてシンデレラは一人だけ舞踏会に連れて行って貰えませんでした。






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