U・会話集
□ギルド仕事C
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『先祖の宝捜しを手伝って!』
スメリア、パレンシアギルド
依頼内容
『先祖の残した宝物に関して調査をして欲しいと言う依頼だ。
まず、パレンシアの酒場にいる依頼人を見付けて話を聞いてく
れ』
パレンシア酒場。
エルク「お宝を探しているというのは貴方ですか?」
老人「うむ、そうじゃ、待っておったぞ」
老人「実は、儂の家に代々伝わる宝がパレンシア城の倉庫に隠
してあったのじゃが、お城があんな事になってしまってのう。
儂の力じゃとても見付けられそうにないんじゃ」
老人「そこで、おぬしらに探してきて欲しいんじゃ。頼んじゃ
ぞ」
パレンシア城跡。
地下倉庫跡。
ダークレイス(闇)×2
デスフレイム(火)×4
モンスターを追い払って、
エルク「よし、宝物を探そう」
エルク「ん?」
岩壁を飛び越して、
エルク「何かあるぞ」
崩れた壁の中から先祖の手紙を見付ける。
エルク「お宝はここには無いみたいだな。一旦酒場に戻るか」
きょろきょろと見回して。
パレンシア酒場。
老人「何! 宝は無かったとな!」
エルク「代わりにこんな物を見付けました」
老人「どれどれ、ん! これはご先祖からの手紙!?…」
老人「よくぞ見付けてくれた。報酬は約束通り払おう。ご苦労
じゃった」
報告書
『パレンシア城の地下倉庫跡に蔓延るモンスターを倒し見付け
たのは、宝物ではなく先祖が残した手紙であった。
何はともあれ、見付けた手紙を依頼人に渡して仕事完了』