□イかれたのは…?
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「なぁ、銀時」


ずしりと、ここは俺のモンだと言うように図々しくイスに座っている高杉が俺を呼んだ

「なによ」




「結婚するか」



は?
頭逝ったのかしら
俺の主様は。


「お前、いつから俺にそんな口叩くようになったんだ?」

失敬
口にでてたらしい。


「わりぃ。だってお前、んっ…」


顔が赤い、と言おうとしたら
黙れと言うように口づけをし、俺の髪をくしゃりとする。



これは、高杉が正直になる癖。
俺しか知らない、
そして、これからも
俺しか知らない癖。


俺だけの
専用の
癖。




そう浮かれても
いいのだろうか。



「俺はお前しか考えらんねー」

「っ、俺もお前しかいらねー」




高杉は、俺の気持ちをすくい上げるように、優しく抱きしめる。




ああ、やっぱり俺も頭が
逝ってるのだろうか。







こんなに、人を
高杉を愛おしいと思うなんて…







「高杉」


「あ゛?」






「結婚、しちゃおうか」

















アトガキ


2人そろって
ラブればいい
 

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