□貴方に溺れて...
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『ひゃあっ・・・あっ・・・やめ・・・あんっ・・・!』



「やめて・・・?何言ってるの。
君のたってるじゃない」





グチョっと卑劣な音、少年綱吉の喘ぎ、それに懸命に腰を振る雲雀だけの声が
応接室の中響く。





『ハァッ・・・ああっ・・・』



何で俺がこんな目にあわなきゃなんねーんだよ・・・



行為の最中脳裏でふと思った。




「何。考え事?余裕だね。」





『な・・・んで・・・何で俺なんですか・・・?あああっ』





「何で?・・・暇だったから。」





それだけ・・・?
いや、雲雀さんはこういう人なんだ・・・





『っ・・・やぁっ・・・あああっ!!』



ある一点をついたとき、綱吉の声が一段高くなる。




雲雀は見つけた・・・とつぶやくと
そこを集中に突きだした。





『ああっ・・・ハァっ・・・そこ・・・いや・・・・ああんっ・・・ああっ』





「そんな顔で言われたって説得力ないよ。自分の顔見てみなよ」






そう言うと、全身鏡の前に連れて行き、綱が綱自身を見れるように、そして同時に雲雀の顔が見れるようにして、いれた状態にして綱に見せる。






『いや・・・だ・・・見たくない・・・』





ギュッと目を瞑る綱。



その姿を見て雲雀は煽られ、無理矢理見させようとした。






「開けなよ。じゃなきゃ無理矢理開かせるよ」





それでも一行に目を開けようとしない綱。
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