小説

□あなたが手に入るのならば
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ヒナタは今ネジが言った事を理解できなかった

『明日の見合いをやめれる』

そんな事できれば嬉しいが、宗主の決めた事に逆らえれるはずがない


だから繰り返すようにネジに聞いた

「………明日のお見合いをやめる方法…ですか?」

「…ありますよ」

そう言った瞬間、ネジは妖しげな笑いを一瞬浮かべ、――ドスッ…―――

と、音がなった

ネジがヒナタの腹を殴り、その瞬間ヒナタが気を失って倒れた音だった―――
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