小説

□夜盗虫
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「…な………ひなた…」
その呼び掛けにヒナタは目を覚ました。起こしたのはヒナタの恋人ネジであった

「おはよう…ネジ兄さん」
「ヒナタ、うなされてたけど、大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ」

ヒナタは夢の中である日の事を思い出していた___

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒナタは16歳になった日、宗主のいいつけでネジと婚約した。

中忍試験直後の二人はぎこちなかったが、朝修練のあとにヒナタがネジとヒアシにお茶を出しに来てそれから話をするようになり、いつしか普通のいとこに戻っていた

ヒアシはネジをどうしても次の宗主にしたいと思っていたときに二人の仲をみて婚約させることにした。
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