小説

□好奇心
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早朝
学校が休みのとある日曜日…
一人の青年が何故か理科室にいた

ゴポ…ブクブク……

青年の使っている器具から不気味な音がしている


不意に少年はガラス棒で三角フラスコの中の紅い液体を掻き混ぜ始めた

数分掻き混ぜるとそれはゼリー状になり、そこで少年は手を止め

ニヤリ…

と笑い、ゼリー状のモノをプラスティック容器に入れ、器具をさっさと片付け、プラスティック容器を持ち、学校を後にした―――
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