【絆の欠片は煌めく星屑】
初めに(必読)主人公設定
序章
┗それを運命と呼ぶのなら、それはあまりに残酷だった
第一章
┗気付いた時にはもう遅く、共に歩むことはない
僕たちは
いつも忘れてしまう
変わらないものはない
全ては縁によって
結ばれたり
解かれたりして
姿を変え続けている
咲き乱れる花が
錦のように美しくても
それは一幅の絵ではなく
一つ一つの花が
今日たまたま
咲いているからに過ぎない
明日見る景色は
今日と同じではない
僕たちはいつも
その事を忘れている
不幸とまったく平等に
幸福も
永久にはとめおかれない
―――『まんまん、ちゃんあん』より抜粋