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□仮面
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はじめに。

覚醒剤、麻薬。
そんなものが蔓延る世の中だからこそ書きたかった小説です。


これを書くにあたって、私の友人の体験がありました。
今は土の中にいます、骨となって。

とても尊敬していたのですが、いずれ止めると言う言葉が口癖で最後には自らの命を絶ってしまいました。

それらと関わりあい、幸せになった人は私は知りません。


* * * * * * * *

逃げ場を求めて関わり合った御幸、不幸にも関わりをもってしまった倉持。

只の友人だった筈なのに体を重ねる毎日。
徐々に狂いだす歯車。

止めることは出来るのだろうか。

この、悲しみの連鎖は。




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