混雑夢

□拍手ログ
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貴女の居る最後尾の席







「藤堂は可愛いね。」

「?」

 唐突な年上の同級生の言葉に、藤堂は講師が書いたホワイトボードの文字を綴るペンを止め、疑問の表情を浮かべた。

「ぷフッ…。ほら、その顔!自分で気付いてないの?」

「顔…。」

 藤堂は、そう言って自分の頬を触った。それを見た彼女は、マジでウサギみたい!と更にクスクスと笑う。











 そんな昼下がりの授業風景

「筆記試験、貴女が絡んでくるから点数が下がりました。」

「皮肉?下がった。って…98点じゃない!ふざけんな」

 藤堂は、殴られた。
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