Long Story

□始まり
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『へい、らっしゃい!!』



「ど〜もぉ。店主、今日の賄いナニ?」





店に来たのは、この辺では見掛けない奴等


紅い髪、金の瞳
金色の髪、翠の眼…


ただならぬ存在感を持ち合わせている
一人は僧の格好だ








『……今日の賄いは終わりだ。すまないねぇ』



「――…あっそ。
じゃ、普通の飯でいいや」



『あぁ‥じゃあ空いてる席に座ってくれ』

















――話が違う


この店で「賄い」を頼むのが『何でも屋』とコンタクトを取る方法だと…
三仏神からの情報だった








「話が違うじゃねーか…」



「どうします?三蔵」



「腹減ったしさ、飯食お〜ぜ」



「‥‥チッ…仕方ねぇ」










三仏神の情報は余程の事がなければ間違いない


という事は‥‥俺達に気付き、策を講じてきたか



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