TOVブック

□La prima stella
1ページ/3ページ

今日は快晴

雲一つない

こんな日は洗濯がよく乾くから、凄く良い気分

なんて考えていた時、ピーという機械音が部屋に鳴り響いた




『……あ』

洗濯籠を持ってベランダに出ると、鎧を来た団体が噴水の所に集まっていた

話声を聞くに、パトロールを厳しくするだとか

ここ何件か泥棒が入っているという話を聞いたことがある

しかもここからそう遠くない場所で

『…あ!!』

考え事をしていたせいで、風が吹いた時洗濯物が飛ばされてから気付いた

そしてそれはその団体の中の一人の頭の上に落ちた

「…?」

その人はそれに気付いて、首を傾げている

『すみませー…!!』

そこから聞こえるように声を張った

その人も気付いてくれたみたいで、こちらを振り向いたが…問題発生

その人は何と、あのユーリさんだった

以前、転んで買い物籠を落とした時、一緒に拾ってくれたのだ(あの時は恥ずかしかった…)

そして私はユーリさんに恋をした




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ