novel

□一緒に勉強しよう?
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「わかんない――!!」


なんだこれ!どこの国の言葉ですか!?あたしはだれですか!?


「おいっ、うるさいって!」

「あ、沖〜だってわかんないんだもん!でも今日中にこの意味不明な記号たちを解読しないとシガポに怒られる・・・」


シガポはガンガン怒るっていうか、さりげなく怒る。
異常に怖いんだ!あれ!!(経験者は語るよ!)


「あ――その宿題か―・・・俺もイマイチわかんなかったからなぁ・・・

!西広に教えてもらいなよ」

「なるほど!その手があったか!

西広せんせ―――!!

「だからうるさいって」


沖のコメントは聞こえな〜い

あたしは席にきちんと座っている西広先生に駆け寄った


「なに?」


西広くんはとあたしの方を向いて
ニコッと微笑んだ

あ〜いやされる〜



・・・じゃなくて!


「宿題を 見せて ください」

「え!?『教えて』じゃないの!?」


沖がすかさずツッコミ!

しかしその攻撃も彼女には通用しないのだった!


「いいよ(ニコ)」


西広くんは微笑を崩さず、快く了承してくれるのだった


「あ―り―が―と――!!」


あ―も―優しい!なんていい人なの!

ずっと一緒にいたい〜!


そして西広くんが宿題の書かれたノートをあたしに・・・


「ホントにありが」

<スカッ>


あら?あたしの手に入るはずのノートがとれませんよ〜?


「西広くん・・・?」


彼の顔を見上げると、


「これじゃあ為にならないよ?」

「あは、そうですよね〜」


なんて優等生なの!?あたしにはない真面目さですよね!

そういうとこも良いけどさっ!


「だから、」

「?」








(はっ・・・はい!喜んで!!)






(西広の顔がほんのり赤いのは沖だけが知る・・・)



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