小説

□kiss!!
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※長々と接吻シーンがあります
※あれ、もしかしてこれR-15…?




そんなん無理無理無理!!!
と叫んだ方今すぐ逃げろっヽ(^o^)丿







































「キスって、何分続くん?」






















kiss!!












 









嫌な予感がした



天然そうな笑顔をみせる俺の恋人は

俺を壁に押しつけて言った



俺の両肩の隣の壁に
彼、遠山は手をつく

そのため
俺は身動きが取れなかった

















「知、らな…っ、離せっ!!!」




「むーりっ♪」



















にこっと眩しい笑顔を向ける遠山

計算なのか、天然なのか

俺には分からなかった




















「なんでそんなこと思ったんだよっ」




「んー…コシマエとちゅーしたいなぁーって考えとったら思ったんや!!」




















ありえない…!!


そんな好奇心で俺は今から長々とキスされるのか



冗談じゃない!!
















「俺はしないからな!!」



「なんでやぁ!?コシマエ、わいとのちゅー好きやろっ!!」














それは恋人とのキスを嫌いな奴なんていないだろう

だけど

それとこれとは問題が別だ




俺は遠山を睨みながら精一杯抵抗するけど

遠山の野生の馬鹿力にはどうもかなわない



遠山はただ

好奇心旺盛な笑顔で俺を見つめてきた


















「もう諦めたらどない?」



「いや、だっ!!」



「それなら、ごーいんにするまでや!!」




「え…っんぅ!!!」
















その瞬間、

遠山の唇と俺のそれが重なった


いきなりで驚いたけど
俺は舌を入らせまいと必死に口をむすぶ


手を遠山の胸板にあてて、引きはがそうとするが無意味で

遠山は気持ち良さそうに俺にキスし続けた





もう抵抗しても意味ないと思った俺は

遠山のシャツをきゅ、っと握りしめた
















「ふぁっ…!!?ぁっ」














遠山の舌が侵入してくる


一瞬驚いたけど

俺は素直にそれを受け入れることにした






くちゅくちゅ、といやらしい音が聞こえる


羞恥で顔が赤くなるけど

遠山は全く気にせずキスを続ける





最初は嫌がっていた俺だけど

最終的に自ら舌を絡める始末だ






俺の口から溢れた涎ももったいないように

遠山は舌でそれをすくった









なんどもなんども角度を変えて

いやらしい音をたてていて





そんなキスだけど








俺には遠山の優しさが垣間見れた


瞳をひらいて俺の様子をうかがってくれたり

髪の毛を優しく撫でてくれたり

俺が遠山の左手を握ると

きゅっとやさしく握り返してくれたり









あぁ、愛されてるんだな、






って実感した




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