テニスの王子様
□この人、変態です!
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「名無しさん♪」
今日もご機嫌な白石は、街中にもかかわらず大好きな名無しさんに抱きつきました。
「ひゃっ///!?」
後ろからむぎゅっとされた名無しさんは、驚きの余り...
「きゃぁああっっ!この人、変態ですっっ!」
ウー、ウー...
パトカーのサイレンの音が、大阪の商店街で鳴り響きました。
「え!?っちょ、誤解やって!コレで何度目なん!?」
名無しさんは縮こまったまま、顔をてで覆い隠しています。
「謙也、謙也ぁぁ!」
近くにいた忍足に助けを求めるも、忍足は知らん顔。
「ええかげん、学習しーっちゅー話しや。」
取調べ...
『なぜ、同じことを繰り返すんだ?』
「この前は真正面から抱きつきました。」
『なぜ後ろから襲った?』
「さりげなく胸を揉みたくて...」
『襲ったことは否定しないのかい?』
「はい。あのままホテルへ連れてくつもりでした。」
『中学生で?』
「自宅の寝室を改良しました。ベッドだけ。」
正直に話す白石。
『なるほどね。外で友達が待ってるから、もう行きなさい。馬鹿なことはやめなさい。」
「名無しさん♪」
「この人、変態ですっっ!!」