BOOK

□ピンチですB
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文「あの時 風呂に誰かいたような…うーむ…」


―――――――

どっかいけよ!きたねぇな!

うぜぇんだよ 汚れた血

あんたさえいなければ!
――――――

「!!」

伊「名無しさん、どうしたの?」

「伊作?!なんで…」

伊「熱だしたみたいだから看病に 大丈夫?うなされてた」

「いや…なんでも………………!!」

気づくと名無しさんは涙を流していた

伊「話すだけでも楽になるよ」

「……夢を見たんだ 昔の夢…俺の父は金もちで偉い人だった母はイギ…南蛮の人間で一般の人だった 俺が生まれたせいで父はせめられてポックリ逝っちまった 母は俺を恨んだ 生まれてこなければよかったとね」

伊「そんな…」

「皆は 俺と関わるべきじゃない 俺は忍になる それだけでいい 構わないでくれ!」

伊「大丈夫だよ」

「?!」

伊「大丈夫 皆仲間だ」

「!!……っ…見んなよ 泣くなんて…だせぇから…」

伊「……うん」




仙「……………」

留「おっ見舞いか?入らねぇの?」

仙「いや…」

留「?」






 
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