話☆

□@
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「まだ、そんな仲じゃないし襲わないでくださいね」


「黙れ。さっさと寝ろ!」








俺は後悔していた。

それは、不知火の奴に合コンの人数合わせで、半ば無理矢理に連れ出された所からだ。


合コンと言うからには多少期待をしてしまった自分もいたが、残念な事に大した女はいなかった。

面倒だ。やはり断わればよかった。




で何故今、俺の部屋に女がいるか?









自己紹介も済ませ、後は適当に相槌でも打ってやり過ごそうと思っていた。


「風間さん!聞いてます?あっ自己紹介しましたけど、私苗字 名前です!名前って名前で呼んでくださいね」

「あ?あぁ・・・」

「匡君と同じ会社なんですよね?」

「あぁ・・・」

「風間さんてモテるんじゃないんですか?凄くキレイな顔ですよね。・・・目もキレイで吸い込まれそうです」


などと言いつつ、酔っているのかこいつは俺の肩にしな垂れ掛かってきた。


「重い」

「女子に重いとか言わないでください」


と今度は腕を回して更に俺に重心をかけてきた。


鬱陶しい女。
お開きになる迄の辛抱だと、ベラベラと喋るこいつの話を聞き流した。







「そろそろいい時間だな?二次会行く奴は行こうぜ!」


不知火は目当ての女と良い感じになったようだ。



「不知火、俺は帰るぞ」

「えぇ!?もう帰っちまうのかよ。

じゃあさ、名前がかなり酔ってるから送ってやってくんねぇ?俺たち二次会行くし」

「ふざけるな、帰る。じゃあな」




「たくっ、あいつは・・・名前帰れるか?」

「うん、今日は本当ありがとうね。そこまで、酔ってないから大丈夫だよ」

「悪りぃな、あんな奴で」








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