07-GHOST

□可愛い
1ページ/1ページ

「ふふっ。お花さん、今日もすっごく綺麗に咲いてる」

ラブラドールは自分が育てている花に水をあげていた。ラブラドールは可愛いし、小さいしで人気があった。

「……」

「あっテイト君!どうしたの?」

ラブラドールが気づき話しかけたのは、テイト=クラウン。シスターの間でも人気なのである。

「ラブラドールさん…あの…」

「うん?どうしたの?」

ドキッ

テイトはラブラドールに顔を覗きこまれて内心可愛いと思った。多分無意識であろうその仕草はもう可愛いったらありゃしない。

「テイト君?どうしたの?顔赤くなってるけど…もしかして風邪でも…?」

・・・ド天然すぎるだろ。

「ラブラドールさん…それ無意識なんですか?///」

「へ?え?ぼ、ボクなにかした?」

オロオロとするラブラドール。テイトはこの人、放っておいたら色々と大変な事になりそうだ、と思った。

「……よ。」

「え?」

「可愛いですよ…ラブラドールさんは……」

「……え……?////」

思わず赤面した。ラブラドールはテイトがかっこよく見えたのだ。

…どうしよう、顔が熱い///

「と、と、とりあえず…その、あ、あう…///あり、がとう?///」

じゃぁまたね、と言ってラブラドールは去った。残されたテイトは…

「…あの顔…反則だろ…///」

ラブラドールの赤面した顔にまた惚れていた。


絶対俺に惚れさせてやるから…覚悟しててね?
    ラブラドールさん

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ