07-GHOST
□可愛い
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「ふふっ。お花さん、今日もすっごく綺麗に咲いてる」
ラブラドールは自分が育てている花に水をあげていた。ラブラドールは可愛いし、小さいしで人気があった。
「……」
「あっテイト君!どうしたの?」
ラブラドールが気づき話しかけたのは、テイト=クラウン。シスターの間でも人気なのである。
「ラブラドールさん…あの…」
「うん?どうしたの?」
ドキッ
テイトはラブラドールに顔を覗きこまれて内心可愛いと思った。多分無意識であろうその仕草はもう可愛いったらありゃしない。
「テイト君?どうしたの?顔赤くなってるけど…もしかして風邪でも…?」
・・・ド天然すぎるだろ。
「ラブラドールさん…それ無意識なんですか?///」
「へ?え?ぼ、ボクなにかした?」
オロオロとするラブラドール。テイトはこの人、放っておいたら色々と大変な事になりそうだ、と思った。
「……よ。」
「え?」
「可愛いですよ…ラブラドールさんは……」
「……え……?////」
思わず赤面した。ラブラドールはテイトがかっこよく見えたのだ。
…どうしよう、顔が熱い///
「と、と、とりあえず…その、あ、あう…///あり、がとう?///」
じゃぁまたね、と言ってラブラドールは去った。残されたテイトは…
「…あの顔…反則だろ…///」
ラブラドールの赤面した顔にまた惚れていた。
絶対俺に惚れさせてやるから…覚悟しててね?
ラブラドールさん