BLEACH
□どうか…
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ああ…あと…あと少しやったんに…あと…少しで……乱菊の取られたもん……取り返す事が…出来たんに…
やっぱり…謝っといて良かったわ…
でも…あの人…最後に…会いたい………僕は…あの人に…日番谷さんに…
「――――!!!」
声？気のせいやろか？今…
「――る!!」
日番谷…さん？嘘…ホンマに…？
「――…市丸!!!」
ああ…来てくれたんや…
「…ひつ…や…」
アカン…上手く喋られへん…せっかく…会えたんに…
「いち…ギン…!!」
日番谷はギンを抱き寄せた。優しく、壊れ物を扱うかのように…
「…日番谷さん…会えて…よか…た」
言いたい事…沢山あるんやで？
「…ギン…バカ野郎…何、やってんだ…片腕までなくしやがって…」
なんで…泣きそうな顔…しとるんや…話したい事…あるんに…なんで喋られへんのや…やっと…話せる機会…きたんに…話したい…もっと…もっと生きて…日番谷さんと…冬獅郎と…話がしたい…
「…冬獅郎…」
嫌や…
「僕は…」
イヤや…
「まだ…」
イヤ…離れたない…
「死にた…ない…よォ…」