short
□さよなら、片思い
2ページ/3ページ
「今日は練習お休み?」
清「あ、あぁ!!このスーパールーキー清田信長としては、練習やりたいんだがな」
「ふふ。さすがスーパールーキーくん」
そう笑う日向。
いや、マジ可愛い。
しかも今日は私服だ。
日向は優しいし、可愛いしこんな俺の話でもちゃんと聞いてくれる。
嫌な顔なんて1つせず、いっつも優しく笑ってくれる。
俺はかなり惚れているようだ。
「き、清田くん?どうしたの、そんなに見て…わたし、何か変かな…?」
気付けば俺は日向をじーっと見ていたようで、
清「え、いや!!何にもねえ!!変じゃねえよ!!可愛い!!…あ」
お、俺は何を言っている!!?
「え、あ、ありがとう…」
日向はなぜか赤くなっていた。
清「あ、あのさ!!日向は好きな奴とかいんの?」
とっさに何を言い出すんだ、俺!
「……いる、よ?」
清「え…そ、そっか…」
俺のさっきまでのテンションは今となってはどん底の気分だ。
あぁ…ショックだ。
聞かなきゃ良かった。
そんな重苦しい空気の中日向が口を開いた。
→