輝いている君

□19
1ページ/3ページ



決心するんだ、私。


『みんな、揃ったね・・・。』


自分の口から・・・


鳳「・・・宍戸さん、」

宍戸「黙って聞いておけ。」

鳳「・・・・はい。」


『えー、私』


自分の口から


『祇槻院 優藍は、』


跡部「・・・・・」

忍足「・・・・・」



あと一言・・・・


『留学、する事になりました!』


明るく、


明るく振舞うんだ。


日吉「え?・・・・」

鳳「ウソ、ですよね・・・?」

向日「本当、だったんだな・・・」


『・・・今日、決めたの。』

宍戸「だから理事長室、」

忍足「話は合うなぁ。」






『プロになるために。』




そう、私はプロになるんだ。

プロの世界が甘くないって事は重々承知してる。


『だから・・・っ、そんな辛い顔しないで笑顔で、見送ってほしいな♪』


最後の最後にみんなの辛そうな顔なんて見たくないよ・・・

笑顔が見たいな。


跡部「・・・いつ行くんだ?」

『遅くて来週、でも明日ぐらいから行こうと思ってる。』

鳳「明日、ですか・・・」

宍戸「急な話だよな〜・・・」

向日「でも優藍らしくて良いんじゃね?」

芥川「そうだC〜」

樺地「・・・ウス」


『・・・じゃあ荷造りとかあるから・・・バイバイ』


跡部「おい、ちょっとま!・・・」

忍足「・・・・行ってもーたな」



次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ