マネージャー奮闘記
「お前枯れすぎ」
「枯れっ…!?」
担任の先生に職員室によばれたと思ったらいきなりそう言われた。
「だからな、先生お前に青春をプレゼントしてやろうと思う」
「え!?何かくれんの!?」
わくわくして手を出した
お菓子かな?お菓子がいいな?お菓子だよね!!
「これだ」
「…は?」
掌の上には、一枚の紙切れ
なんか私の名前書いてあるし
「何これ?」
「喜べ!!お前をテニス部のマネージャーにしてやる!!!」
…。
「はあぁぁぁぁぁあ!?!?」
私の人生の中で
一番長くて
一番濃い
3ヶ月半の戦いはこうして幕を開けた。
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