立海
□ヘタレプリガムレッドのクリスマス
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☆プリ☆
「のうのう」
「朝から詐欺師が私に何かよう?」
朝イチで会った瞬間挨拶するわけでもなしに話しかけられた。その声は若干上ずっている気がする。
「お前さんはサンタさんからのプレゼント何にしたんじゃ?」
「…プレゼントって?」
うん。おかしい。
そうだ。私の耳の聞き間違いだよね。
あの詐欺師がまさかまだサンタさんからのプレゼントを信じてるなんてそんなアンビリーバボーあるわけ…
「っ!!まだ頼んどらんかったんか!?だ、大丈夫じゃ!!まだ間に合う!!俺ハガキ持っとるけ使いんしゃい!!」
奇○体験アンビリーバボーあった。
つかなんでハガキ常備?
…違うよ、これはきっとペテンなんだよ。
じゃなきゃ仁王がサンタさんを信じてるわけないし!!
全く仁王は。
「仁王ー、いくら私でもサンタさんは親だって知ってるよー?」
「…お、や?」
「へ?親でしょ?」
「サンタさん…おらんの…?」
途端に世界中の絶望を身に受けたような顔をした。
「親…親…サンタさん…親…」
フラフラと何処かへ歩いていこうとする。
え!?まじで信じてたの!?
「ご、ごめん仁王!!私悪い子だからサンタさんからプレゼント貰えなくて!!それで毎年親がくれるの!!」
「悪い子…だから親…?」
「そ、そーそー!!仁王はいい子だからサンタさんから貰えるよ!!」
我ながら苦しい!!
こんなんで詐欺師が引っ掛かるのか!?
「…そうじゃよな!!俺はいい子じゃから!!」
復活しましたー←
うそーん←
そのあとサンタさんからプレゼントを貰える10のいい子の法則を伝授されました。