頭の良さと悪さ

「…あれ俺いつの間に…」
数時間前。
俺はぼーっとしていたはずなのにいつの間にか寝ていたようだ。
辺りはほとんど真っ暗だ。

ガラッ

教室のドアが開いた。
「あれっ剣城?」
「松風?何で…」
「そりゃこっちのセリフだって」
「俺はいつの間にか寝てたんだよ」
「寝てたの!?俺は忘れ物〜(汗)」
「忘れ物ってぇのはこの25点のテストか?」
「そうそう…ってええぇぇ!?何で剣城が知ってるの!?」
「俺の机に置いてあった。おら」
「ギャーッ!!」
「…うるせぇ…お前は女か」
「うぅ…」
つかどうしたらあんな点数になるかすんげぇ謎なんだがな。
「松風お前馬鹿だろ」
「どうせ馬鹿だよ!!」
「こんな簡単な問題、どうしたらそんな答えになる?」
「剣城〜そういゆの真面目に聞かないで〜(泣)」
「ちゃんと勉強しろよ」
「わかってるよ〜…」

――その後天馬は京介に勉強をしばかれるのだった――


―END―

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