小説
□ボクは男だもん!!
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「そういえば」
「どうしたの?ティナ」
「モミジって、
初めて会った時
ボクのこと“女の子”って言わなかったよね!」
「ほえ?」
「ボク、すっごく嬉しかったんだ!」
「・・・」
「だって、初めて会う人、会う人に
“女の子”って言われてたから」
「ティナ・・・。ごめんね」
「えっ?
何であやまるの?」
「私、口には出してないけど、
はじめてあった時女の子って思ってたの。
“ボク”って言ったからすぐに
男の子なんだぁってわかったけど」
「・・・えぇ!?」
「でも、いいことだと思うよ?
だって、それだけティナが可愛いってことなんだから」
「い、いやだよ!可愛いなんて・・・」
「でも・・・」
「そこのお嬢ちゃん達〜!!
ここら辺に、お店は無いか知って・・・」
『ボクは男だぁぁぁぁ!!!!!!』