小説

□ぼくは知っている
1ページ/3ページ

〜ギルド・女子部屋〜

「あっ!
もう2人とも来てましたの?
まったく気づきませんでしたわー!」

「すみません、遅れてしまって・・・」

「ううん、いいの。
早めに来ただけだから。ねっ、マナ?」

「うん!そうなの」

「よかった。
じゃあ、お菓子でも食べてください」

「チリーンのお菓子はおいしいんですわ!!
いっぱい食べてくださいですわ!」

「ありがとう!」

「ありがとー!」

「それにしても、マナは大きくなりましたわ!」

「そうかな〜?」

「それに、可愛くなりましたし」

「そうなの!
でも、“ぼく”を直したら、もっと可愛くなると思うんだけど・・・」

「いいの!!
ぼくは、ぼくって言うほうがしっくり来るから」

「そうですよ!
マナちゃんは、“ぼく”だからこそ可愛いんです!!」

「そう・・・なの?」

「そうです!!」

(始まってしまいましたわ・・・。
チリーンの暴走が・・・)
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ