小説

□会社案内
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皆さんこんにちは、GUMI(グミ)こと、めぐっぽいどでぇす!
グミって呼んでね☆

最初に言っておきますけどぉ。
ボーカロイドを持っているすべてのマスターが、お金持ちって訳じゃないんですよぉ?
だから、あたしもこうして働いてるんです。
ショッピングだって、たくさんしたいのに・・・。

あっ、話を戻しますね。
あたしの働いている会社は、ボーカロイドが働ける数少ない会社なのです。
社員数、800人を超える大会社。
給料も割りといいんですよねぇ。

主に、ボーカロイドが昼、人間が夜働いています。
理由は、夜のほうが給料がもっといいから。
そりゃあ、希望すればどっちにでもいけるんですけどぉ・・・。
人間優先ですから。(当たり前だけど)

会社は、5階に分かれてて、そのフロアごとに、
責任者が最低2人決められています。
でも、あんまり役目ってないから、
みんなをまとめるリーダーってところかなぁ?

「ちょっと、グミ?誰と話してるの?」
「あっ、ルカさん」

ちょっと読者の人に説明を・・・。
100%のスマイルで言ったあたしにルカさんはため息。
ルカ(巡音ルカ)さんは、ここ第5フロアの責任者の1人。
サーモンピンクのふわふわした髪で、スタイル抜群。
世に言う美女です。
ただ、百合っていう噂があるんですよねぇ〜。

「まぁ、どうでもいいけど。とこでデル知らない?」
「本音さんですかぁ?確か会議に行ってるはずです」

って、本音さんのほうがどうでもいいんじゃないんですかぁ?
と、ツッコミを入れかけた時、ルカさんはニヤッと笑う。

ちなみに、本音(本音デル)さんは、ここの最高責任者なんです。
白銀の髪に、真紅の目。スラッとしてます。
こちらはハンサムさんですね。目が怖いけど。
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