愛する夢

□愛する夢
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それにしてもデカイ。
どんだけ金かけてんだよ。
「取り敢えずチャイムでも鳴らすか」

暦がチャイムを押そうとした瞬間、誰かが声をかけてきた。

「君が皆川暦君かい`」

「はい。そうです」

暦の前に現れたのは金髪の美男子だった。

やっべぇ。
なんだ、この輝きはどんだけ輝いてんだよ。
つか、格好良すぎだろう。

「そんな事はないよ」

「へっ`何で聞こえてんの」

「声に出てたよ」

「さいですか。で貴方は誰」

「おっとまだ自己紹介をしてなかったね。僕は西島薫ここ、龍ヶ崎学園生徒会副会長」

薫は丁寧に挨拶をし暦に握手を求めた。
暦はそれに応じ自己紹介を仕返した。

「俺は皆川暦。」

「暦君ね。わかった、それじゃぁ、理事長の所に行こうか?」

「あっ、はい」

薫が先を歩き、暦が後を付いていく様な形になった。
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