愛する夢

□愛する夢
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取り敢えず、理事長に寮に行けと言われた。



「でも、よく考えたらわかるわけねぇよ」



取り敢えず歎いてみた。
が、嘆いてもしょうがない。暦は歩く事にした。
そしたら、誰かに会うだろうと思い



案の定、ベンチで横になっているひとを発見した暦は話しをかけてみた。



「あの、すみません」




「ん…。何だ、ここは一般生徒は立ち入り禁止のはずだが」




男はポケットから眼鏡をだし、かけた。



「今日からこの学園に入る皆川暦です。あのら寮の場所がわかんなくって」



暦は相手に悪い印象を付けないようにあくまで丁寧に聞いた。




「はっ、ばかだな。ちゃんとパンフを見てないからだ」




なんだコイツ!



「コイツとはなんだ
俺様は、ここ、龍ヶ崎学園生徒会会長、海音寺劉緋だ」



俺様生徒会長だ!
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