携帯獣小説

□ネコなキミ
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やはり急に会いに来たとしても
、内心は嬉しくてたまらない。

久しぶりに会ったレッドの顔は
相変わらず見惚れるほど
綺麗で、何も変ってなくて
何故か安心した。


「会いに来といて寝るなよ。
 …馬鹿。」


俺はそう言うと少し立ち上がり
彼の唇にそっとキスをおとす。


「すっげえ会いたかった…」


そしてベットの上に座り、
レッドに覆いかぶさるように
ぎゅっと抱きしめた。



「グリーンくんのえっち。」
「!?」


俺の耳元でレッドが呟く。
少し息がかかって擽ったい。

「お、おま…!起きてたのか!?」
「うん。寝てたら
 グリーンが襲って
 きてくれるかなーって。」

「!」

お、襲うっておまえ…
てか寝たフリかよ!


「さすが小心者のグリーンだね。
 軽いキスとハグだけとは。」
「…」

無表情なまま「んー」と
悩ましげに手を組むレッド
に恥ずかしくて何も言えない。
てか、それ以上をやれと!?



「ねえグリーン。」
「…ん?」




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