携帯獣小説

□ネコなキミ
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※レッド大好きグリーンさん
とにゃんこなレッドさん話。



いつもレッドは、
気づいたら俺の部屋にいる。
そして今日も例外なく、
レッドは俺の部屋で寝ていた。





ネコなキミ





ベッドの上で寝ているレッドの
隣には、最近イッシュ地方の
知り合いから貰った、
俺のチョロネコが
丸くなって寝ていた。


(俺が会いたいときには
 会えないくせに・・・) 

 
レッドの無防備な寝顔を、
少し恒ってやる。

すると彼は「うぅん・・・」
と嫌そうに反対側へ
寝返りをうった。

レッドはいつもこうだ。
しばらく会えてないと
思ったら、連絡もなしに来る。
少しくらい連絡くれたら、
もっと二人でいられるかも
しれないのに…それに俺は
ジムの仕事だってある。
ひさしぶりに来られたんじゃ、
ジムよりレッドのことを
優先したくなってしまう。


(それに、そうしないと
レッドが怒るしな。)


「んー」

一緒にいたチョロネコと
ともにレッドは体を丸める。
小さな俺のベットが少しきしむ。

「猫みたいだ。」


苦笑いをしながら
独り言をおとす。
自由でわがままで可愛くて
俺に愛されて。
ホント、猫みたい。

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