紙の切れ端
□側ーソバー
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力を入れて踏みしめる
貴方のためなら赤い具足を錆びるまで付けます
貴方が願うなら赤い刀を永遠に携えます
貴方のためなら赤い羽織りに染め上げます
貴方が言うなら幾らでも赤い自身を捧げます
ですが、もう・・・、
私は赤い具足を付けれないようです
私の赤い刀は携えれないようです
私は赤く染め上げた羽織りは着れないようです
私の赤い自身は捧げれなようです
また次が有るのなら、貴方に私はもう一度仕えたい・・・・・・、
『三成様、生徒会の書類が纏まりまた』
「分かった。此方ももう直ぐ終わる」
どんなカタチでも貴方の側に居れるなら
2013.0628