紙の切れ端
□繰リ返シ
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嗚呼、また出来なかった
何度も何度も繰り返しているのに、前のコトを思い出すのは終わってから・・・・・・
繰り返しを始めるのは一番幸せだった頃、幸せは長続きしないと言うのは本当で
直ぐに戦が始まり橙の彼が小さく笑みを浮かべて赤と混じりながら地に伏すのを見届ける
けど、今回は前のコトを覚えてる
絶対に彼を赤く染め上げはさせない
戦場で彼の腕を引き自分が前に出る
霞む視界に映る彼は綺麗な橙のまま、けど自分は赤く染まっていく
意識が無くなる前に駆け寄って来た彼は、目元に水を溜まらせ顔を歪めながら何かを呟いていたが聞く前に目を閉じた
「また俺様は出来なかったのかよ・・・、次、次こそは・・・・・・!」
俺様はまた前に戻って、幾らでも繰り返してやる
アイツが赤く染まらない日が来るまで
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こんにちは、こんばんは管理人です!
この短編は友人と同じ課題
《辛いに一本たせば幸せに、幸せから一本ひけば辛いになる》
を元に書くことになったんですが、名曲のカゲロウデイズを混ぜた小説になりました;;
何かすみませんでしたー!
友人のサイト ↓
http://id3.fm-p.jp/438/dhurannta/
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