紙の切れ端

□散りゆく白き花
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君は何時でも綺麗だね

君が花を見て喜ぶ姿が僕は好きだよ

そんな君の隣にもっと居たいけど…

僕は次の春を君と迎えることは出来ないだろう

僕が君に恋慕していることは伝えることは無いだろう

もし、両想いになって

僕が先に死んだら君は悲しんでしまうだろう?

ふと、外を見れば名も知らぬ白い花が花弁を数枚ほど地面に散らしている

近づいて見る、其れはまるで僕の様で

そして、残りの時間を知らせる様に咲いている

目の前で残り少ない一枚の花弁が地面に落ちた

僕は早足でその場を立ち去り君の元に行く






僕の花弁が全て散り終える前に







・20121012

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