無双

□ラノメ様:劉尚(甘小説
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「玄徳様」
「どうしたのだ、尚香殿」
「あのね、玄徳様って優しくて強くて可愛いわよね」
「そうだろうか?」
首を傾げる玄徳様。
そうよ、だから皆に愛されているんだわ。
「それだったら、尚香殿も同じだ。そなたは強くて優しくてとても可愛らしい。」
「そうかしら?でも私じゃじゃ馬だし」
「私はそんな尚香殿が好きだ」
「私余所者だし。貴方と結婚したのも国と国をつなぐための駒だわ」
きっと権兄様はいつかこの国、蜀を裏切るわ。その時私は……
「そんな悲しい事を言わないでくれ、尚香殿」
「ごめんなさい……」
「国と国を繋げるために私は尚香殿と婚約を結んだんじゃない。私はそなたに恋してしまったのだ」
「え、何それ、初耳よ」
「顔を上げてくれ尚香殿」
無理よ、真っ赤な顔を見せられないわ。
「尚香殿、私はそなたと結ばれて幸せだ。例え、同盟が破棄されたとしても手離さない」
「本当に?」
「本当だ。離れてしまっても必ず迎えに行く」

だから顔を上げてくれ
その言葉にゆっくりと顔をあげると玄徳様の顔があって……






「げっ、玄徳様何を!?」
「尚香殿が可愛くて、つい口付けしたくなってしまってな」

にこやかに笑って不意打ちは卑怯よ!

「玄徳様」
「何だ、尚香ど……」

ちゅっ

「な、ななな!」
「仕返し!」
真っ赤な玄徳様可愛いわ!







「殿も尚香殿も場をわきまえて欲しいものです」
「おやおや、諸葛亮。欲求不満かい?」
「まさか、私はいつも月英と熱い夜を過ごしてますので」










ラノメ様
お待たせいたしました!
すいません、本当に永らくお待たせいたしました
劉尚甘小説いかがでしたか?
あとは煮るなり焼くなりしてください\(^o^)/ww

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