長編
□A
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「えーっと…最初はニャン子先輩がファイア先輩に突進して入れ代わって、次に容姿がファイア先輩で中身はニャン子先輩が俺にタックルして入れ代わって…って全部ニャン子先輩が悪いんじゃないスか!!」
『え!?そうかな?タイミングが悪かっただけじゃ…』
「お前の行動は全部荒いんだよ」
『いやいやいや…あたりどころが悪かっただけかも…』
ファイアはいつまでも自分の罪を認めないニャン子にいらつきデコピンを食らわす。
「あっ!ちょっと先輩!!一応俺の身体なんスよ!?」
「デコピンくらいなんだようるせーな蹴るぞカス」
「先輩相当切羽詰まってますね」
『よし…レッドに言いに行こう!』
「なんてだよ」
『誰がだーれだ☆って…痛っ!!』
「せんぱーい!俺の身体を痛め付けるのやめてくださいよ!今ので頭の細胞結構死にましたよ!!」
「あ、ごめん、頭の中真っ白になってて」
『じゃあレッドにも治す方法を考えてもらうとか!』
「ぅ、ん〜…いいかもな」
『でしょ!?レッド呼んで来るね!』
「あ、突進すんなよタックルすんなよ、階段の上に向かって叫ぶだけでいい」
『はいはいわかりましたー』
ニャン子は廊下に仁王立ちをして深く息を吸う。
『レッドォーー!!大変だよー!!来てーー!!』
返事がない。
『ただのしかばnフギャアアァアア!!!』
その時何をしていたのか、レッドはイスと共に階段から滑り落ちてきた。
見事に潰されたニャン子と落ちてきたレッドは気を失ってしまった。
大きな音にファイアとゴールドは部屋から顔を覗かせる。
「え?どうゆう状況?まさか…ね?」
「ああぁ…俺の身体が…!!」
「神様どうか、どうかお約束になりませんように」
俺とお前と君と…
まぁ大体予想はつくはず←