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□Love is Not blind
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恋は盲目。
まさに前の自分のことだ。
あなたが好きすぎて私は周りが見えなかった。
視線の先はいつもあなた、だけどあなたと目が合うと反らしちゃう。
臆病な私はあなたを見ることが精一杯で。
心のなかでは自分の気持ちを伝えたいのに、そんな勇気はなかった。

だからなのかな。
次に私があなたに会ったとき、その隣には一人の女の子の姿。

まさかと思って『彼女?』なんて聞いてみたらあなたは顔を真っ赤にして頷いた。

そんな頬を赤に染めたあなたは、
「ニャン子もきっと素敵な人に出会えるよ」だなんて。

笑うしか出来ないじゃない。
私の幸せはあなたの笑顔だったから。


そのままお別れをした帰り道、雨がポツポツ降ってきた。
それと同時に涙もポタポタ私の頬を濡らしていく。


その涙は雨と混ざっていく。
私は声を上げて泣いた。

恋とは
こんなに辛いものなのか。
どうして私の心はこんなに臆病なのか。

こんなことになるのならせめて想いは伝えたかった。

恋は盲目
Love is blind


そんな言葉
もう私には必要ない。


Love is Not blind

(想いを告げられていたら)
(こんなに苦しくはなかったの?)



失恋ネタ
しゅいましぇん!!orz
 

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