短編
□永久に
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ねぇ、先輩…なんで俺以外のヤツとしゃべるの?
先輩はさ、俺がいたらなんもいらないよね…?
こんなこと考えるなんてオカシイ
そんなの分かってる
だけど、得体の知れないこの黒い感情に飲まれた俺は…
「あ、かや…?」
「そんな怯えた顔しないでよ、先輩」
「な、にすんだよ…?やめ、て」
先輩を永久に俺のモノにするために
「いた、…っ、ぐ」
先輩を傷つけた
「先輩、コレも永久にアンタと俺が愛し合え
るためにやってるんっすよ?」
「そ、んなの…まち、がって」
泣いて、やめるように言ってくる先輩
そんなに、俺といるのが嫌なの…?
なんで?
なんでだよ?
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
こんなに好きなのに
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