poem
□臆病者のdilemma
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大好きだった君に、伝えたい想いがある。
まだ十何年かのこの人生の中で
初めて愛して、今でも愛してる君に。
いつも側で笑ってくれてる君は今は少し遠くの人で。
この距離が、ちょっとだけ切ないよ。
遠距離恋愛だからこそ燃え上がるだとか
流行の曲やドラマでは言うけれど
そんなの臆病者の私にはどうでもいいことな
の。
“大好き”だって伝えたい、
けど怯えてる私が
「まだ駄目」って叫んでるの。
『No』って言われるのが怖くて。
だけど『Yes』って言われるのにも怯えてる。
ずっと愛し続ける自信はあるけれど、
君に愛し続けてもらえる自信が無くて。
「今の関係を壊したくない」って言うの。
完全に板挟み“dilemma”
こうして悩んでる間に、また別の板に挟まれる。
結局私は、何も出来ない臆病者なの。
臆病者のdilemma