memo


ふと思ったことなどを適当に綴ったり呟こうと思います。
◆no title 

「あ、神田!」

「んだ、モヤシか」

お昼前、お腹が盛大に鳴った僕は本能の命ずるまま、食堂に向かった。中に入るとカウンターで注文をしている黒い同僚の姿。軽く声をかけると彼特有の呼び名で返された。納得のいかない僕は当然訂正するのだが、直ることはおそらくないだろう。

「神田はまたモヤシ蕎麦ですか?」

名前で呼ばない仕返しとばかりに少し厭味を言ってみる。

「モヤシ蕎麦なんざ食わねェよ。いかにも不味そうな食いモンだ」

ふんっ、と鼻で笑って離れていく彼。

「そんな全力で否定してくれなくてもいいのに…」

周りから見たら…いや、自分ですら認めざるを得ない位の仲の悪さ。それでもいつかモヤシの良さを知ってもらいたい。

そんな僕は片思い中。
君の所為で苦しくて仕方ないよ。





カップ麺ながらも本日の昼食が"もやしそば"だったので(笑)


2011/04/04(Mon) 22:04

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