11/27の日記
17:45
What's your name?
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「お前は誰だ?」
「ウチ?『佐倉蜜柑』やで?」
暗い夜中の森の中
真っ黒な髪と紅い瞳を持つ少年と、甘栗色の髪をツインテールにして茶色の瞳を持つ少女が対峙していた
「嘘だな。蜜柑はそんな刺々しい雰囲気じゃねぇ」
「………」
「もう一度聞く。お前は何なんだ?お前の――名前はなんだ?」
暫くの沈黙
ツインテールの少女―蜜柑は、真っ黒の髪の少年―日向棗から目を離さない
「………はぁ、これじゃあ次会った時に双識お兄ちゃんに怒られるやないの」
呟いた言葉は小さすぎて棗には聞こえず、しかしそんなことを気にしていないように髪を解く
「――お初にお目にかかります。《零崎一賊》の末っ子である零崎羽織。《真実の歌(エンジェル・ソング)》、《人類最陽の殺人鬼》。以後お見知りおきを…」
優雅に礼をし、顔を上げ見たのはこれ以上にないほど目を見開いた棗だった
「お前……何言って……」
「だから、言ってるでしょ?私は零崎羽織。――殺人鬼よ。だから貴方より断然人を殺しているわ。呼吸のように人を殺すのが私達《零崎一賊》」
「殺人……鬼……」
「そうよ。皆には内緒にしててね?私には…裏世界もだけど表世界も大切なの」
切なげに見つめる方向にあるのは、寮だった
(あぁ……あいつらが大切だったんだな……)
「あぁ……わかったよ」
「ありがとう…棗」
(what are your mane?)
(My name is Haneori,Zerozaki)
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はい、学アリ×戯言です
蜜柑零崎設定 零崎羽織です
☆コメント☆
[奈多] 12-01 06:28 削除
蜜柑零崎素敵ですね!!
面白そうです^^
[ゆの] 10-27 02:06 削除
読みたいです♪
是非、連載を!
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