*Starry★Sky

□錫也夢【君の視線】
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「錫也ー!おっはよう♪」

「あ、名前。おはよう^^」



私は錫也が好きだ


優しくて大人なとこ



大好きだ




「ねぇねぇ錫也〜。何でこんなに上手く料理作れんの〜?」


お昼は錫也、七海、土萌、月子と一緒に食べている


名前は錫也の卵焼きをほおばりながら言う


「ははっ^^慣れだよ」


「錫也は器用だからね。僕、チョコおにぎり好きだよ」


「羊君、それはちょっと違うかも・・・」


笑い声が青空に響く


「今度教えてよ〜」

名前はなんとなく言ってみた


「良いよ。いつ空いてる?」


「へっ?マジで?」


なんとなくで言っただけだけで空いてる日を聞かれるとは思わなかった


「名前は何作りたいんだ?」

「うーん、肉じゃが?」

「わかった。教えるよ^^」





次の日、錫也達は調理場に居た 


「ちゃんと美味く作れよ〜」

「食べるんならせめて作る様子見てよ七海!」

「出来たら起こしてくれ」


七海はテーブルに伏せて寝た


月子も教わる事になって料理する3人はエプロンを付けた



『錫也のエプロン姿・・・///』


いつもと違う格好に名前はドキドキした




* * *




「そうそう、ジャガイモも均等に切って・・・上手いな、名前」

「ほんとっ?♪」


錫也に褒められて嬉しくなった名前



「イタッ;」

「月子!大丈夫か?」


月子の声を聞いた錫也はすぐにそっちに行ってしまった


「大丈夫、刃は当たってないから^^」


「はぁ;お前はもうちょっと慎重にやれよ;危なっかしくて離れられないな;」








ズキン






離れられないなんて言わないでよ




私もちゃんと見て・・・





名前は包丁をそろっと自分の指に置き、軽く引いた


「いたっ!切っちゃった〜!」


「名前もか?見してみろ」


錫也が名前の元に来る


月子も「大丈夫?」と心配そうに名前を見る


「ほら、指出して。絆創膏貼るから」


錫也の大きくてキレイな手に名前の小さい手は包まれる





ずっとこうしていたい



ずっと触れていたい





名前はドキドキを抑えて笑顔で「ありがとうー!」と言った
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