*Starry★Sky
□梓夢【By all means】
1ページ/1ページ
「梓〜♪今日ね、良い事あったのぉ!!!!!!」
「どうせ誉先輩ですよね?」
「何でわかったの!!?梓すごいっ☆」
「僕を見かけるたび寄ってきて誉先輩の話をするのはやめてください。」
名字先輩は誉先輩の事が好きだ
僕は名字先輩が好きなのに毎回好きな人の話をされるのはそろそろ限界だ
この人は鈍いから人の気持ちなんてわからない
「超嬉しぃの♪あのね!今日は「やめてください。先輩は無神経すぎですよ。」
そう言って梓は行っちゃった
考えれば私はうざかったかもしれない・・・
そうだよね・・・
毎回同じような話題したら面白くないよね・・・!
悪いことしちゃったなぁ
よし!昼休み謝りに行こう!
キーンコーンカーンコーン___
「名字?どこ行くの?」
「ゴメ!今日他の人と食べる!」
「了解ー^^」
「あーずさっ!一緒にお昼食べたいんだけど・・」
「勝手に「よかったぁ!じゃ、屋上行こ!」
「ちょ・・!?」
この人は勝手にどうぞととらえたらしい
僕は勝手に1人で食べてくださいと言おうとしたのに・・・
「梓って宇宙食なんだよね?すごいよねー!」
「・・・そうですか。」
うぅ;
気まずいなぁ><
梓怒ってる;
「あの!その・・ゴメンね!!」
「?」
「私が同じような話するから梓つまんなくて怒ってんだよね?
ゴメン;次はなるべく誉先輩の話しないから!」
「それで僕の機嫌が良くなるとでも思ってるんですか?」
誉先輩の話を僕に止めただけで
何もかわらない
名字先輩が僕を好きになってくれなくちゃ
意味無いんだ
「え・・・じゃぁどうすれば・・・。」
「ホントに名字先輩は鈍感な人なんですね。」
僕は名字先輩に口づけをした
「誉先輩の話を止めても僕の機嫌が良くならない理由、わかりましたか?」
「・・・。え!!!梓?」
「僕、絶対先輩を振り向かせるんで覚悟しといて下さいよ?」
そう言って梓は屋上出てっちゃった
梓が私の事好き!?
どーなってんのぉ??;
「これで少しは僕に気が向いてくれれば良んだけど・・・」
僕はあきらめませんよ
いつか話題が僕の話に変わるように・・・
名字先輩が
誉先輩の事を話した時よりも
何倍も幸せそうに僕の事を話してくれるように・・・
そして僕はそれを耳にして
名字先輩をもっと幸せにしようって誓う日を
いつか必ず
必ず・・・
_____END_____
タイトル→必ず