。しりあす*長編

□シリアス5
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少し日の経ったある日



「希、放課後生徒会室に来いって一樹会長が言ってたよ」

「え!!」


あの日からウチは何も悪い事はしてない

どうやら月子にも他の生徒会にも少し遅れて来るようにと言ったらしい


とゆー事はウチと会長の2人きり?


そんなに悪い事したか・・・??

希は嫌なドキドキを感じた





「ナニカナー?」


そろっと生徒会室に顔を出す希


「まぁ、ココに座れ」

言われるままにソファに座る希

「ウチ何も怒られるような事してないよ〜」

「あのな、俺が呼びだすイコール怒る、じゃないからな?」

「ほぼイコールだよー!」


ムゥ、と顔をしかめる


「学校には慣れたか?」

「んー!クラスの奴等はすごい喋りやすいし、校則もゆるいからノビノビ出来る〜♪」

「そうか;・・・女子は2人だけだからな。何か困った事あったら言えよ?」

少しだけ希の笑顔がなくなる

わからないくらいに少し

そしてすぐに答えた


「ガールズトークが出来ない事は困るかな〜。
 つっこは過激な話ししないし><まぁ寮に行けば他の女子といっぱいしてんだけどね(笑)」

「・・・;まぁムリはすんなよ。」

「もう話いい?」

「あぁ。呼び出して悪かったな。生徒会室にたまには怒られる以外で来いよ^^」


ポン、と希の頭に手をおく会長








やめて



泣いちゃう




一樹会長はきっと優しい人





でも、甘えはしない





そう決めたから



ダメって決めたから
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