。しりあす*長編
□シリアス2
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「あーあー、絶対今日の事だよ」
あの後、生徒会室へ放課後来るようにと放送があった
「しょうがないよ・・・でも希、3年の教室に乗りこむなんてスゴイ・・・」
生徒会に入ってる月子と一緒に来た
ガラガラ〜
扉を開けると前髪交差が印象的な人が目の前に居た(髪色はどいつも派手だから慣れた)
「会うのは初めてだな。俺は生徒会長の不知火一樹。何の事で呼び出したのかはわかってるな?」
「ハイ・・・でもウチ悪くない!」
ちょっと怒り気味じゃんよ会長〜
でも反発するもんっ!(
「事情はどうあれ、皆が居る前であぁやるのはやめろ。」
「わかってますって〜」
「もし逆上してお前が危ない目にあったらどうする?」
「もう危ない目あいかけたんですけど・・・」
「最悪の事態になったら、だ。アイツがまだ接してくるようなら俺に言え。
一人で対処しようと思うなよ。」
こいつは厄介かもしれないな
転校してきた事情は知ってる
だがここに来てまた事を起こすと・・・
不知火は「はぁ」とため息をついた
それを見た希は
「あー、すみませんね!問題児な奴が来ちゃって><ウチだってこんな荒れる仔じゃなかったんですよぉ」
ツーンとすねたように喋る希
「この注意はお前のためなんだからな;」
「わかってますわかってます><話終わりましたか?じゃ、帰るんで!つっこバイバイ!」
そう言って生徒会室を出ていった
あー・・・
自分完全敵作ったな
生意気だよね
あの人の持つウチへの印象は絶対最低だろうな
でも構わない
今ならちゃらんぽらんに生きれるから!!
希はトボトボ帰っていった
「私、希が心配です・・・」
「大丈夫だ。アイツはしっかり俺が見はっとくから!」
「にしてもあの人、話とは印象違ったぬー。もっと怖い人かと・・・」
「うーん、物事ハッキリ言うタイプなのかもね・・・?でも怖くないよ^^」
生徒会室ではこんな話がされていた・・・