ドS教官×未成年少女

□センセイのペットになりたい
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バイクの免許が欲しくて教習所に通い始めたこの頃


でもバイク以外の事も楽しみになった



「1人で起こしてみろ名字」


バランスを崩し転倒してバイクを倒した

中型免許の400ccバイクだけど起こすコツがまだつかめてないから1人では起こせない

「う〜!重い!」

150`以上もある鉄の塊を力だけで起こすのには無理がある

「ちゃんと胸つけろ。持ち上げるんじゃなくて前に押し出すんだよ。」


そういって教官の先生はウチの背中をポンと押す

「むりー!重い!」

言われた通りしてみるけど全然上がらない

「ったく…それじゃ試験受ける前に落とされんぞ」

先生はどけ、というようにウチをのけてバイクを簡単に起こした


「何で!?何が違うの!?」

「力の入れ方だよ。スタートの場所まで行くから後ろに乗れ。」

先生はバイクにまたがりウチが乗るのを待った

「つかむとこないよー怖い!」

「俺の服の横つかんどけ。肉つかむんじゃねぇぞ」

「肉つかむのね!OK☆」

「おめぇセクハラで訴えるぞ」


バイク以外の楽しい事


それは教官の先生とこうやって喋る事

ドS口調で教えてくるけどちょっとだけ優しいとこが好き


教官としても、1人の男としても


「腕を下げろ、脚をとじろ。
この姿勢じゃスロットルまわし過ぎてスピード出るぞ。脚とじなきゃ安定しねぇぞ。」

腕と脚をペシッと叩かれる

「怖くて力入る…!」

「スピート出し過ぎて死にたくなきゃ上半身に力を入れんな。」

「死ぬなんて言わないでよー!」

「馬鹿。バイクはそうゆうもんなんだよ。」

教官だから教えてくれるのは当然だけど嬉しい

同時に他の生徒にもこう教えてるのかと嫉妬する



こうして教わりながら2週間が過ぎた

でもいつも先生に当たるとは限らず最近は別の教官ばっかだった


そしてやっと先生に当たれた


「俺の後ついてこいよ。離れすぎんなよ。」

「今のセリフ何か口説いてるみた〜い!」

「るせぇ、おいてくぞ。」

「ヤダ!」


ウチは先生の後をバイクで追った


苦手なS字クランクカーブ

バイク用の狭いS字のカーブは低速なので難しい


「クラッチ握りながら速度調節しろ」

カーブにさしかかった時低速にしすぎてバランスを崩し転倒してしまった


「お前…S字クランク初めてじゃないだろ」

「かなりの確率でいつもコケるの…」

「何時間オーバーすれば気が済むんだよ」


すでに4時間オーバーしてる

ウチだってコケたくてコケてるわけじゃない

上達したなって先生に褒められたい


「カーブは無理にハンドル切るんじゃなくて体ごと倒すんだよ。」

「倒れそうで怖いよー…」


これ以上オーバーすると金銭的にヤバイ

なんとかこの時間でクランク渡らないと


と思ってたらもう終了時間


「あー…クランク出来なかったぁ」

先生ちゃんと休憩場所に戻る

「ったく…お前火曜日休めるか?」

「うん、休めなくもないよ」

「なら火曜日ココに来い」

先生はヘルメットを取りながら言う

「でも火曜ってここ休みじゃん」

「だから来るんだろ。俺が無料で個人レッスンしてやるよ」

思いもよらない言葉

「ホントに!?良いの!?」

「そのかわり感覚しっかり身につけろよ。俺の貴重な休みを使ってんだからな。」


下手すぎる事も悪くないな♪


ウチは火曜日を待ちわびた
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