∟。しりあす２*長編
□１生きてる事が間違い。
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誰かの１番になりたいとゆう欲望
誰の１番にもなれない滑稽な自分
誰かを１番と言えないもどかしさ
誰も１番と言ってくれない醜さ
人並み以上の幸せを求めてるわけじゃないのに
人並み以下の不幸をどうして私に渡すの？
家族関係と
自分自信がもろいせいで
死にたいほど苦しかった時があった
大丈夫って言ってほしくて
助けてほしくて
心配してほしくて
気付いて 気になって 私を気にしてほしかった
だからリアルや日記に「死にたい」って書いた
「大丈夫？」ってコメントとかメールは予想通りきて
一瞬だけど心が落ち着いた
でも休み時間トイレに居た時聞いたんだ
「名前のあれさー、ぶっちゃけどう思う？」
「ちょっとめんどくさいよね。」
「一応メールしたけど。ほんとは大して死にたくなさそうだよね～」
「心配してほしいの見え見てってゆーか…露骨に死にたいって言うと何かね」
結局
人ってこんなもんなんだ
友達想いな優しい自分に優越感、感じながら
本音はめんどくさいって思ってんだ
自分は良い事言ってる してるって
「いつでも頼って」って
偽善者装って
自分への評価を高める
自分の他人への優しさに自惚れる
結局自己中な思いで「力になるから」って
自分しか居ない
他人なんて頼りにならない
弱みを見せれば相手は喜ぶ
自分の優しさを確認出来るチャンスだから
もう誰も要らない
一瞬落ち着いた心は余計に荒れて
そのせいで一時期親父には虐待に近い事されていた
毎日
口論になれば手を上げられて
蹴られて
そこら辺にある物投げられて
或る時台所で口論になったら
包丁を投げられた
「お前なんて俺の子供じゃない！！！早く家から出ていけ！！！」
目の下を少し深く切った
『殺される』
本気でそう思った
だから床に落ちた包丁持って親父の腹部を刺した
悲鳴を上げた後親父の息の根が止まったのがわかった
間違ってるなんて思わなかった
警察署でもやむおえない事として話は済んで
自己防衛として私の行動は間違ってない事になってるのに
家族は私をすごい責めた
「アンタが死ねば保険金いっぱい入ったのに…」
親父の死は悲しんでないの？
母親なのに
保険金が多く降りる子供が死ねば良かったのにって
殺人者は怖くて家に置いてけないって言われて
遠い寮の所に飛ばされた
間違ってるの？
人に頼って助けてもらおうとするのは間違ってるの？
包丁を投げた奴に殺されるって思うのは間違ってるの？
死にたくないって思ったのは間違ってるの？
(生きてる事は）
（間違いなのですか）