。嫌われ(氷帝)*長編
□9*違う誰か
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「痛っ・・・」
「おっ悪ぃー。気付かなかったぜ。」
すごく冷たい目でぶつかってきたがっくん
今日は腕がいつもより痛かった
腕担当のチョタが思いっきりやってたからね
で、そのチョタも隣に居た
チョタの目も想像つかない程冷めていた
がっくんはそれを知っててぶつかってきたんだろう
相変わらずだな・・・
「「名前ーっ!!」」
「「がっくん!ココで飛んだら危ないでしょ;」」
「「チョタは大きいねー^^」」
「「ちょっ///名前さん;」」
私はそう言いながらチョタの頭を撫でていた
もちろん、チョタがしゃがんでる時。
昔の会話を思い出した
がっくんは飛びながら私の名前を呼んで
嬉しそうに来てくれたね
チョタは困ったように、でもほほ笑んでくれたね
がっくん
チョタ
昔にはもう戻れない?
「っ・・・」
いきなり涙がこみ上げてきた
泣く前に2人から離れよう
その時
「名前!!」
ジロちゃんが私の名前を呼んだ
その隣には跡部もいた
「ちょっと話がある・・・。お前らも来い。」
部室に連れていかれた
今度は部室で暴力か・・・
でもそんな不陰気じゃない
跡部が複雑な顔をしている
部室にはR軍皆居た
そして
陸も
「陸・・・?どしたの?」
跡部が口を開いた。