ハロプロ短編小説

□これ以上 嫌われたくないの
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「この歌詞せつないよね」

「え?」

「”これ以上 嫌われたくないの”の歌詞。いまでも好きなのにもうあの頃には戻れない〜ってところが」


舞美ちゃんはいった。


これは男女の恋の歌だ。舞美ちゃんは実際こんな体験をしたのだろうか?実際こんな気持ちになったことがあるのだろうか?


いや、それが普通なんだろう。舞美ちゃんは普通の女の子なのだから。


でもこれ以上舞美ちゃんに嫌われたくない。


だから私は......普通の女の子になるしかないんだ。




「愛理!最近”これ以上 嫌われたくないの”の歌の時の愛理すごいね!なんか本当に歌詞の中の女の子みたいで!」


(そりゃあそうだよ。だって舞美ちゃんのことを思って歌ってるんだから......)




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