ハロプロ短編小説
□バレンタイン
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学校の帰り道、タバコを吸いながら歩いていると突然後ろからバックで叩かれた。
「いってえな!」
「こらこら〜未成年者がタバコ吸っちゃいけないよ」
「.....なんだ梨沙子か」
いつもならそこで喧嘩が始まるのだが梨沙子なら別だ。ま、これも幼馴染のよしみってやつかな?
「ねえ、なんで君がチョコ貰えないか知ってる?」
「んなことわかりきってるよ」
「いやいやわかってないよ。君がチョコ貰えないのは決してモテないからじゃないよ。そうやって悪ぶってるから女の子は君に近づけないだけなんだよ」
「.....へ?」
「ほら、わかってなかった!そこ直せば彼女くらいすぐ出来るんじゃないですか?」
なるほど。知らなかった。